医療脱毛について

医療脱毛とエステ脱毛の違い

項目 医療レーザー脱毛 エステ脱毛
実施場所 医療機関(クリニックなど) エステサロン
使用機器 医療用レーザー機器(高出力) IPLなどの光脱毛機器(低出力)
脱毛効果 永久脱毛(毛根を破壊) 減毛・抑毛(毛根にダメージを与える程度)
施術者 医師または看護師(有資格者) 無資格でもOK
痛み 強め(麻酔対応可能) 弱め(出力が低い)
完了までの回数 約5〜8回 約12〜20回以上
施術間隔 約6〜8週に1回 約2〜4週に1回
料金 高め(効果大・短期間) 安め(長期間通う)
トラブル対応 医師による処置が可能 医療行為ができない(肌トラブル対応不可)
法的分類 医療行為(厚生労働省により定義) 美容行為

当院の医療脱毛について

治療の流れ

1、カウンセリング:施術前に、患者の肌質や毛質を確認し、最適な脱毛方法を提案します。また、医療脱毛の仕組み、期待できる効果、必要な回数、副作用のリスクについて詳しく説明します。

2、準備:剃毛、肌の状態確認。日焼けや炎症がないかを確認し、施術に問題がないかをチェックします。

3、施術:脱毛部位に光を照射します。毛根のメラニン色素に吸収され、その熱で毛根を破壊します。

時間:部位や範囲により異なりますが、両脇の場合は5〜10分、全身脱毛では1〜2時間程度です。

経過観察:日常生活での注意点や、次回までのケア方法について説明されます。

料金について

リスク、副作用等として以下のようなものがあります

赤みや腫れ:施術直後に、照射部位が赤くなったり、軽度の腫れが生じることがあります。これらは通常、数時間から数日で治まります。

痛みや不快感:光照射時に痛みを感じることがあります。特に毛が濃い部位や皮膚が薄い部分では痛みが強くなることがありますが、冷却や麻酔クリームの使用で軽減可能です。

色素沈着:施術後に一時的な色素沈着(肌が茶色っぽくなること)が起こることがあります。特に日焼けした肌や色素が濃い肌に多く見られますが、時間とともに改善します。

毛嚢炎(もうのうえん):毛穴に炎症が起きることがあり、赤いブツブツや膿を伴うことがあります。清潔に保ち、医師の指示に従ってケアを行うことで改善します。

火傷:不適切な設定や過度の日焼けをしている場合、火傷が起こるリスクがあります。軽度の場合は、赤みや水ぶくれが生じることがあります。

脱毛効果の個人差:個々の毛質や肌質により、効果に差が出ることがあります。期待した脱毛効果が得られない場合、追加の施術が必要になることがあります。

瘢痕形成:極めてまれですが、火傷や強い炎症が原因で瘢痕(傷跡)が残ることがあります。